- ひきこもりから抜け出したい
- ニートから脱出し、ゆくゆくは就職したい
- 少しでも社会とつながりを持ちたい
家にずっといるけど、外にも出たい・・
そろそろ就職しないと・・・
そこから抜け出したいと思ったことだけで大きな前進!
焦らずに少しずつ進んでいこう!
学校・仕事を辞めてひきこもりに、仕事をせずなんとなーくニートしているなど
いろいろな理由で引きこもり・ニートをしている方がいると思います。
最初に言いたいのは、別にひきこもり・ニートが悪いとは全く思いませんし、
ひきこもり・ニートでも生活できていれば、絶対ここから脱出しないとと思う必要はないです。
でも、もしそこから生活を変えていきたい、働きたいと思うのであれば
少しずつステップアップしていけばいいと思います!
実は私も大卒で就職した大手ホワイト企業を1年もたず退職・・。
退職した理由はいろいろとありますが、人間関係、学生から社会人として働くことのギャップ
仕事へのプレッシャーなど、当時の私には耐えがたいものでした・・・。
特に上司に「あなたは好きじゃない・・」と言われたことは、私にとって大きなショックで
正直、辞めた後もその人のことを恨んでいた時期もありましたし、そこから対人恐怖のようなもの
にもなりました・・・。
実家で生活しており、生活に困窮することはなかったため、1か月ほどボーっと過ごし
やっぱり働きたい!と思って、少しずつステップアップして、念願の再就職。
今に至ります。
今回はその経験から、少しずつステップアップしていく方法をお伝えします!
もちろん、これが絶対正解!ではないため、他にも自分に合いそうなやり方があれば
やってみてくださいね。
実行するハードルを独断で1~5(5が一番高い)に割り振り、リスト化します!
外に出るのが怖ければ、まずは家でドラマ・映画を見てみる ハードル➊
引きこもり気味になって、1番最初にしたことがこれでした。
気分転換で見たって感じですが、ドラマ・映画って、SFとか除いて現実社会のどこか一面を扱っている
ものが多いと思います。その中で描かれている人々の心情を見ると、自分だったらこう感じるなとか
他の人はこんな場面でこう感じるんだとか、人間関係のシミュレーションを行うことができるなって
感じました。そういった意味では、人生の葛藤を描いているもの、人間愛を感じるものがおすすめです
参考に当時の私が見たドラマを下に示します。
・僕の歩く道
自閉症を持つ男性が就職し、職場の周りの人、家族に支えられながらも
自分らしく生きていくことが描かれているドラマです。自閉症特有のこだわりなどで
周りも困ってしまう時もありますが、主人公の純粋な姿・周りの優しさに心温まるドラマです。
・フリーター、家を買う
主人公は大学を卒業し就職したものの、仕事になじめず短期でやめてしまいます。
最初はフリーター生活をしていましたが、お母さんがうつ病になってしまったことなどから
再就職を決意。お金を貯めることも目標となり、バイトや就職活動に頑張っていく姿が描かれています。
ドラマ・映画は再放送を除いて、Netflix,Unextなど有料のサブスクサービス、レンタルショップなどに
借りに行くなどが必要になってしまいますが、もし活用できるなら、ぜひよさそうなものを見つけて
見てみてください。
そういったサービスが使えなければ、映画・ドラマは見れませんが、
Youtubeなどにはドキュメンタリーを描いているようなチャンネルも無料であり、
それはそれで勉強になりますので、参考にしてください。
家で家事をしたり、近くを散歩してみる ハードル➊
実家で生活していたこともあり、親が家事はやってくれていました。
ただ、自分もしなくては!と思って、家事を手伝うようになりました。
それまで家事はほとんどしたことがなかったのですが、家事ってやる時間が決まっていて、
段取りも考えて動かないといけないため、それだけでも生活スキル・生活リズムが身について
くると思います。
ゴミ出し、掃除機かけ、料理・お風呂掃除・・・、やれる範囲でいいのでやってみるといいですね。
あと気分転換に近所を散歩することもお勧めします。ちょっとした運動、外の空気を浴びるなど
小さなことですがメリットもあります。
図書館に行ってみる ハードル➋
ドラマや映画も見て、家事も少しずつできるようになった!となって、次にやったのが図書館に行くこ
とです。図書館は無料で使えますし、色々なジャンルの本があるので、知らない発見もたくさんありま
す。また、他人がいる場所に行って、外の環境に慣れる意味でもとてもいいです!
図書館は私語厳禁のところが多いため、人と一切話す必要はありませんし、関わる必要もありません。
ファミレスのように何人かでワイワイしてるのがいいという場所でないため、対人恐怖があった私でも
行きやすい場所でした。
自分が興味のある分野の本を読んでみて、さらに余裕があれば興味がない分野の本にも
手を伸ばしてみてください。視野が広がり、こんな考え方・概念もあるのか!と知ることができます
私はニートだったこともあり、ニートに関係する本を読んだりもしました。
その時に印象に残っている本があります。
たまたま図書館で見つけたのですが、「働くの怖いな・・」と思っていた私からすれば
希望が持てる内容の本でした。著者は定職に就かずに生きていくスタイルをとっており、
正社員とかじゃなくても、こういう生活の仕方があるんだ!って参考にもなりました。
もちろん、みんながみんな、この生き方を真似できるわけではないですが、興味があればぜひ。
自転車(車)でのぶらり旅 ハードル➋
図書館に行き始めると同時にやり始めたのが、ぶらり旅です。
ぶらり旅といってもお金がなかったので、おにぎりをもって、自転車で行ける範囲の
公園に行ってゆっくりする、温泉に入るとか、できる限りお金がかからない方法での旅です。
宿泊なんてお金がなくてとてもじゃないですが、できませんでした。
なけなしのお金を使って、カフェでコーヒーを飲むとかも数少ないですがやりました。
ぶらり旅では、普段知らない場所へ行くことへの楽しさ、コンビニ、カフェなどに立ち寄ることで
社会で働いている人の雰囲気がちょっとですが分かるといったことがあります。
また、自然公園、温泉とかでボーっと過ごすことで、自分を見つめなおすこともできるかも
しれません。
友人との交流 ハードル➋~➍
もし気が合う友達などいれば、一緒にご飯に食べに行くなどしてもいいかもしれません。
私も友人との食事をして、気分転換をしたことがあります。
就職のことなど忘れて、ぱーっとできるので楽しかったのですが、
やはり周りは社会人。引き目を感じたこともありました。
また、お勧めしないのは、結婚式など大きなイベントに参加することです。
私も参加したのですが、二次会などで、「何仕事してるの?」の聞かれた時の回答に
とても困りました・・・。「就職活動中です」とは伝えたものの、「あ、そうなんだ・・」という
何とも言えない雰囲気。
友人の結婚は祝福したいのですが、自分が職についていない後ろめたさもあり、
こんな状況だったら二度と参加しないと思ったものでした・・。
地域のコミュニティ・ボランティアに参加してみる ハードル➍~❺
上述のことをして、もう少し人と関わりを持ってみようと思ってやったのがこれです。
ゴミ拾い・自治会のお手伝いなどから、子供に勉強を教える、寺子屋、子ども食堂など
いろいろやりました。
どこで見つけるかというと、公民館などの掲示板に貼ってあったり、町内回覧
口コミ、中にはホームページがあり「〇〇市(自分の住んでいるところ) ボランティア」などと
検索すると出てくることもあります。
自分に合いそうだなと思うコミュニティがあれば、それでいいです。
例えば、自分と近い世代が参加しているコミュニティでもいいですね。
私の場合、20代だったこともあり、大学生もいる「子供の勉強ボランティア」に参加しました。
近い世代と関わることで少し安心できた面もありましたし、子供と触れ合うのは楽しさもありました。
また、そこからアルバイトの紹介もしてもらい、ちょっとしたお金稼ぎもできました。
他人がいるコミュニティに入ることはややハードルが高いですが、入ると色々な人と
関わることができ、人間関係の練習にもなります。
また、仕事では関わりたくない人とも関わらないといけないこともありますが、
こういったコミュニティは仕事でないので、嫌ならすぐ抜けられます。
コミュニティの人は比較的優しい人が多いです。自治会などに参加している人は
ボランティア精神があって参加しているので、根本的に優しいのです。ですから、
そこまで身構えなくても、優しく受け入れてくれるところも多いです。
一度行ってみよう!と思ったらぜひやってみてください!
まとめ
ニート・引きこもりから、いきなり就職へステップアップは難しいかもしれません。
小さくステップアップして、引きこもり・ニートから脱出してみましょう。
ポイントは・・
- 生活リズムを整える。
- 人生いろいろな生き方があることを知る。
- 外に出られない人はスモールステップで社会と関わりを持っていく。
- 仕事以外で、コミュニティなど人と関わってみる。
です。
どうせ人生長くても100年です。仕事だけが人生でもありません。
自分らしく生きられる方法が見つかるといいですね。
このシリーズは「ニート 脱出 体験談」のため、次回さらに就職へつながるステップを
解説していきたいと思います。乞うご期待!
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