- ひきこもりを抜け出したが、就職まではまだできていない
- 就職に向けて少しずつ進めていきたい
前回に引き続き、ニートから就職した体験談について書いていきます。
前回を見られていない方はぜひそちらもご覧ください!
外に出て活動もできるようになったけど、就職まではイメージ持てないなあ・・
外に出られただけで大きく前進!
少しずつ就職へのステップを踏んでいこう!
ひきこもりやニートを経験するとわかるのですが、そこから外に出て、他人と話すことだけで
とってもエネルギーがいると思います。
私も一時期は誰かと目を合わすだけでしんどいなあ・・と感じたこともありました。
そんなところから、外に出て買い物したり、図書館に行ったりなどができるようになっただけでも
かなり前進したと当時は思いました。
外に出られるようになった方は、ゆっくりと次のステップへ行きましょう。
何度も繰り返しますが、焦りは禁物。少しずつステップアップしていきましょう。
実行するハードルを独断で1~5(5が一番高い)に割り振り、リスト化します!
心がしんどければ病院に行くことも考える ハードル➋~➍
外に出られるようになったのに病院・・??と思われたらごめんなさい。
本当は体験談➊にのせるべき内容でもありました。。。
精神的にしんどくなって仕事を辞めてしまったのならば、一度精神科・心療内科で
診てもらうことも一つです。というのは、仕事を辞めてしまった背景に、うつや不安障害・
発達障害などが隠れている可能性もあるからです。
病気であるならば、まずそちらの治療を優先して行ってください。そうしないと、就職できても
また辞めてしまうことにも繋がりかねません。。。
かく言う私も、心療内科を受診したところ、発達障害の疑いを指摘されまして・・・
自分の苦しさ、特性を理解したうえで、働くのはとても大切なことです。
病院では診察に加え、カウンセリングも行ってくれる場合もあります。場所によってはリワークと言って、グループワークみたいなソーシャルスキルトレーニングを行ってくれるところもありますので、自分が通える範囲の病院を調べてみてくださいね。
もし病院に抵抗があるなら、有償で高いですが、カウンセリングだけを行ってくれる事業所もあります。また、後から話す若者サポートステーションなどにいる相談員に相談することもできます。
googleなどで
などと検索すると見つかることもあるので、試してみてください。
地域若者サポートステーションを使う ハードル➋~➌
地域若者サポートステーションとは、15~49歳の方を対象に、生活や就職に向けた支援を行う機関のことです。
支援員(キャリアカウンセラーなど)がおり、以下のようなことを行ってくれます。
- 個別面談
- 就職活動に関する講座
- 自己理解・職業理解を深める講座
- 応募書類の添削・面接練習
- 職場体験ツアーの実施
- 利用者とのグループワーク
私が通っていたサポートステーション(サポステ)では担当がついてくれて、今の状況を聞いてくれたり、アドバイスをくれたりしました。とても親身になってくれ、話しやすかった印象です。ただ、担当の人にも合う・合わないがあると思うので、合わないと・・・・となるかもしれません。
担当が合わなければ、管理者の方に担当変更をしてほしいと伝えることもできます。
自己分析をして、どんな職種に適性があるかを見てくれるのも助かりました。
私が行ったときは、GATB(厚生労働省編一般職業適性検査)をやってくれ、具体的な職種との相性、作業能力、論理的思考力など、どんな能力があるかをグラフ化してくれたのが分かりやすく、良かったです。
サポステには20,30代の人たちが多いため、それらの年代の方であれば比較的同世代の方と交流できるので、そこで仲良くなることもあるかと思います。また、一緒に就職を目指す仲間としても頼もしい存在となるかもしれません。上述した講座やグループワークでは、他の利用者と交流ができるので、興味があれば活用してみるといいかと思います。
もちろん、会話が得意でないなど、あまり他の利用者との交流を希望されない場合は、個別面談のみという使い方もできます。
また、職場体験のイベントがあり、実際に職場を見学したりもできるため、仕事の雰囲気を感じることができたのもよかったです。
サポステがどこにあるかわからない方は
などと検索すると出てきます。
残念ながら、全国どこでもあるわけではないです・・・。
比較的小さな街でもあると思いますが、地方だと電車などで行かないといけない距離かもしれません。
わかものハローワーク ハードル➌~➍
一般に35歳未満の方が対象となります。
普通のハローワークとの違いは、若年者を対象としていること、担当者が個別についてくれること、若年者向けの転職支援を行っていることです。
私自身も担当の方がついてくれ、自分に合った就職に向けたプランを計画してくれました。
サポステと重なることもありますが、面接のセミナーやグループワーク、利用者同士でのサロンや交流会などの実施されています。
サポステとの違いは、ハローワークなので就職に直結する活動に重きを置いている機関ということです。
また、サポステでは、まだ就職まではもう少し時間がかかるかもしれないという方もいらっしゃいましたが、わかものハローワークでは仕事が決まったらすぐ働くという方が多い気がしました。
ただ、就職を急かしてきたり、厳しい担当者がいる訳ではないので、自分のペースで活動できます。
そこは安心してくださいね。
私自身としては、ここでも同世代の方と交流ができたので、仲間と一緒に就職活動できるなと感じていました。
アルバイト(単発・中長期どちらも)をしてみる ハードル➌~❺
これは、少し発展的かもしれませんが、もしあなたが正社員を希望しているのなら、一度アルバイトでリズムをつけてみるのもいいかもしれません。
私自身、正社員をしてメンタル崩壊した経験があるので、一度アルバイトでリハビリしてみたいと思い、数か月アルバイトしていたことがあります。
工場・フードコートでアルバイトをしましたが、どちらにしても、仕事をしてお金をもらうという経験はとても大きかったです。
私の個人的な感覚ですが、嫌な形で仕事を辞めてしまったことから、仕事をする(お金をもらう)ということにとっても不安や恐怖を感じてしまった時期がありました。
だからこそ、アルバイトで人とコミュニケーションを取りながら、お金をもらう経験はとても自信になったし、いいリハビリにもなったと思っています。
アルバイトをすると、自分の生活費・おこづかいになることはもちろん、お客様・従業員とのコミュニケーションの取り方・仕事に行く習慣なども身に着けることができたのが大きかったです。
人と関わることはちょっと・・・、長期的なアルバイトはきつい・・といったことであれば、
工場のアルバイト、タイミーなど単発アルバイトをする、Ubereatsの配達員をする など
単発でもできるアルバイトがたくさんあります。
昔はタイミーとかなかったので、サクッとできる今は便利になりましたね。
中長期でなくても、単発でもいいので、アルバイトをすると自信にもなるので
考えてみてもいいかと思います!
まとめ
いくつかのことを紹介しましたが、全部をしなくてもいいですし、自分がいいなと思うことを選んでみてくださいね。
一番大切なことは焦らないことです。
じっくりゆっくりやっていくことが大切かなと思います。
まとめとしては、
- 精神的にしんどければ病院に行くことも考える。
- 病院にいかなくても、カウンセリングを受けてみることを考えてみる。
- 地域若者サポートステーションや、わかものハローワークを使って
就職を意識した活動をしてみる - 中長期だけでなく単発でもいいので、アルバイトをしてみる
です。
このシリーズは「ニート 脱出 体験談」のため、次回さらに就職へつながるステップを
解説していきたいと思います。乞うご期待!
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